α7R II
購入したわけではないんだけども、先日友人に借りてRAWデータを色々調べていたら驚いた。
一言で言うと、「すごい」

なので軽くまとめてみる。

α7R IIとは

Sonyが先日発表・発売したミラーレスカメラの最高峰。

http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM2/

40万円(http://kakaku.com/item/K0000789764/)という、自分がいまお散歩カメラとして使用しているミラーレスである、α7sの倍のお値段。
二倍!!!二倍ですよ、もうちょっとあれじゃないですか三割アップですくらいのおしとやかさを出してもいいんじゃないかと思いますが
今日日、バージョン上がっていきなり二倍とか、ぼったくりバーかという。

とはいえ、そこは天下のソニーさんですから、それに見合う性能を用意してきたわけですね。文句の言いようもないです。
基本的に、α7シリーズのIIというのは、手ブレ補正がついただけなのであまり手ぶれ補正を信用していない自分としては特に興味がなかったんだけども、事情が変わってきた。

というのも、

  • メイン機であるD810と比べた時のダイナミックレンジの狭さ
  • レンズがデカイ
  • レタッチ耐性が弱い

という点が、自分としては満足行く写真をつくりあげるにあたって障害になっていたから。
「普段持ち歩けて、それなりに撮れる」
これ以上でもこれ以下でもない印象だった。

しかしα7R IIになると、いくつかの問題が解決される。

  • 40MPもある。
  • これまでのRAWは圧縮だったが、非圧縮RAWに対応予定.
  • サイレントモードも搭載
  • 手ブレ補正がきちんと効くらしい(当然だが)

こうなると、実際のRAWデータ次第ではアリかもという話になってくる。

普段持ち歩けて作品にもできるとなれば、最強。
40万は伊達じゃない。ジオングの足とは違う。足も必要だ。
ということで、友達と公園でブーメランしていたら、一人が持っていたので自分のSDいれて撮ってみた。

今回の使用した機材

Camera
Sony α7R II
Lens
Sony FE 55mm F1.8

ちなみにブーメランに夢中になりすぎて、気づいたら真っ暗になっていたので全て暗闇の中での撮影です。暗すぎてブーメランができなくなるくらい暗いと思ってもらえればOKです。

※普段の機材はこちら
https://www.artratio.net/about

ダイナミックレンジの広さ

α7sで気に入らなかったのがダイナミックレンジ・高感度・画素数のバランス。
高感度にすると当然明るくなるしSSも稼げる。
α7sなんかは、あげてもノイズが少ないというのが利点としてあるんだけどもISOをあげると、結局レタッチの耐性が下がる。
その時、ダイナミックレンジが広いようであれば、後処理で無理矢理明るくしたのと特に変わらない状態になり、ISO上げる意味がそんなになくなるんですよ。(もちろん限度はある。)
だから自分は基本的にISO100で撮ることが多いんです。

ですが、これは全て、上で書いたダイナミックレンジ・高感度・画素数のバランスが自分にとって丁度良いカメラだった場合の話。
残念ながらα7sだと、それができなかった。
D800系であれば、それが可能なので、非常に使いやすいのです。

今回、オレが知りたかったのは、α7R IIは、この点どうなのかということ。

以上を踏まえて、ISO100の例を。

以下の設定。

ISO/100, f/1.8, 1/20s

撮って出し


見ての通り、真っ暗です。
見えない。暗すぎる。闇。
闇しかない。

露光量 +5


オレがこれまでみたRAWデータだと、変なフレアやゴーストもなく
あの状態から、ここまでデータが残っているのはD810くらいなので驚いた。
これなら使える、、、「使える」!!!

現像 + ノーレタッチ

試しに現像だけしてみた。
ここから本来はPHOTOSHOPでレタッチするんだけども、今回は
気が向かなかったのでちょっと後で。

しかし結果的に、使える!!!
バランス良い!いける!高画素も何のそのな手ぶれ補正!

手ブレ補正

ISO/400, f/1.8, 1/20s

等倍切り抜き + 撮って出し


暗くてよくみえないけども、ピントはあっているんだろうか。

等倍切り抜き + 撮って出し + 露光量+3


あってるぅぅぅぅぅぅぅ

さっきと同じだけども、これ、1/20秒なんですよ
セオリー的には、55mmのレンズなら、まあ1/50sくらいは欲しいところ。
オレは常に心が震えているので、基本だいたいブレてるのが常なんですが、ぶれないんですねえ、これが。

1/20sで!
しかも1/20sというのは明るさ的に許容範囲かなと思ったレベルなので
頑張ればもう少し1/10などでも55mmであれば大丈夫でした。

ちなみに、90mmで1/20sもブレなかったですね。

これがSONYなんですよ、オレの中のソニータイマーが目覚めた瞬間でした。

ISO3200, f/1.8, 1/20s

動いてるものを手持ちでとって残像がみえるというのはもう
モデルがドラゴンボールの登場人物レベルか、手ぶれ補正が効いているかのどちらか。
この写真の場合は、モデルが只者ではないので、どちらか判断がつかないですが。

作例

他の作例もいくつか

ISO800, f/1.8, 1/20s

ISO100, f/1.8, 1/20s

ISO100, f/1.8, 1/10s

このあたりは、1/10sとか。

ISO100, f/1.8, 1/10s

以上!!!
α7R IIは、結果的にアリだなあ。
D810と同じように使えそう。

ネガティブな点があるとしたら、

  • サイレントモードではRAW12bitであること。
  • サイレントモードでは連射不可能。
  • 画像プレビューに時間がかかる。(高画素なので仕方ない)

でも全然、許容範囲!欲しい!