三位入賞と佳作が二点。

世界有数らしい MIFA とかいうコンテストに、三枚エントリーしていたのですが
FINE ART部門で三位入賞、残りの二枚が佳作に選ばれていました。
送ったやつ全て、何かしら結果が出て、ラッキー。

MIFAというのは、Moscow International Foto Awards(MIFA)の略らしく、
我が祖国ロシアで主催されているようで、たしかLenscultureか何かでおすすめされ
エントリーしたんだと思います。が、よく覚えていません。

Asia

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三位入賞の作品は、美しすぎるSE展用に制作した写真。
これをコンテストに出したのは初なのですが、何かしら引っかかったらよいなと思っていたのでうれしい 🙂
このチームでの作品撮りはもうしばらく行っていないけど、いずれも何かしら結果が出ているので驚く!

この作品は、Bjork のジャケットカバーからインスピレーションをうけて
ミックスカルチャーをテーマにしています。
衣装もヘアメイクも自分がお願いしたイメージ通りに仕上がって2,3枚仕上げたらこれ以上は無粋と思い、もういいやってなった笑

Model
Beautiful SE
Hair & Make
Je suis heureuse
Stylist
Ayaka Wardrobe
Hair Stylist
Ryo Ishiyama
Make Up Artist
Rie Yoshizawa

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こちらはポートレート専科の展示に合わせて制作した、自分の Persona Off というシリーズからの一枚。

展示の際は、わりと揶揄されたんですよ、援助交際だとかなんとか、悪意だとか。
まあそういうのは別に制作にあたって気にしないのですが、この作品は元々海外発表用に作っていて、
評価されたことには自分にとってそれなりの意味があることなので少し解説します。

この写真は、「観点」をテーマにしていて、日本人であればおそらく、セーラー服と中年という構成から
援助交際というイメージが何よりも先に浮かぶだろうなというところなんですよ。
そして鑑賞者からは、それを揶揄しているような、すこしネガティブな印象をもたれるであろうと想定して、まあ実際そうでしたよね。

そこで自分からの問いは、いったい何人の人が、親子という選択肢を出してくるだろうかと。

文化的背景なしにフラットに考えたら親子と考えるほうが妥当だとオレは思うんですよ。
ただやっぱり、援助交際かなって思っちゃいますよね、でも断定するまではできないです。
でも世の中には、断定した上で物を語る人がいるのですね、心のつよい方だと思います。
結果的に100%の鑑賞者(日本人)が、援助交際と認識していて、まあそうなるだろうなというところだったんですけど、
それは、視点を変えれば、ぱっとみた構成要素だけで思考停止されているのではないかという哀しさでもあるなと。
文化的背景や、根付いたイメージに、引きずられずに観てもらうことは完全には不可能だと思いますけど、
観ることと読むことの違いというか、まあうまく言葉に出来ないんですけど、そしてオレもその違いをうまくできてないんですけどお。
そういう違いに機敏な、きちんとまっすぐ見て読んでくれる人に出会えないかな?という希望の路でも会ったのです。

まあ、塵と化しましたが。そこで、元々海外用にと言っていたのは、自分としては海外で生まれ育った別の文化的背景によって
異なる「観点」を持っている人からは、一体どういうイメージを持たれるのだろうかという興味もあったんですよ。
ステートメントで簡単に補足する必要はありましたが。

だまし絵や観る方向によって変わる絵などのように、観点によって変わる写真になるかどうかというところがテーマでした。
今回の審査員がどういう視点で選ばれたのかはわかりませんが、自分にとっては意味のある佳作でしたね。
でももうちょっと頑張りたかったな。こちらはプロ部門での応募だったので、ノンプロにしておけばよかったかもしれない笑

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こちらは、特に意味もなく撮った一枚で、確かエントリーした日の数日前とかに撮ったものを
レタッチもせずに現像だけして、たまたまPCに入っていたやつを出したんですよね。
まさか通るとは思っていませんでしたが、世の中不思議な事もあるもんだなと。

そんな感じで、今年三つめの海外受賞でした。

ありがたや。